押してもダメなら引いてみろ

水曜昼柔術は4名参加。

今日は火曜クラスで練習した内容の応用として、ハーフガードとマウントからのエスケープとスイープを練習しました。

今日のテクニックに限らず、自分の動きがワンパターンだと、相手はすぐ対処してきます。いくつかの動きを組み合わせることが大事です。


ボクシングで例えると、いきなりストレートを当てようとしても相手にはすぐにバレてしまいます。ジャブ・フック・アッパーの組み合わせで相手を崩すことでストレートが当たりやすくなるのです。
キックボクシングなら、これにローキックやミドル、ハイキックなども加わりますね。

他の競技でも例えることは可能です。
「テニスなら」「野球のピッチャーなら」「チェスなら」「サッカーなら」・・・
あらゆる競技で、フェイントをかけてからの攻撃する技術は存在します。

柔術でも同様です。例えて言うなら、
「押してもダメなら引いてみろ」
まさにこの言葉が当てはまりますね。

ただし、押すにしろ引くにしろ、どちらも中途半端だと効果は半減です。しっかり押すことで相手のバランスを崩し、そこから逆をつく動きをするようにしてください。